お客様にお伺いした不満と占い師の選び方

 鑑定していると、様々な鑑定師さんの占いを受けたり講座で学ばれたお客様がお見えになります。お客様によっては、今まで受けた鑑定や講座に対して満足のお声や、中には不満をもらされることもあります。今まで聞かせていただいた不満だったことを後学のために書いてみると1.インターネットで探せる程度の内容である。2.占い師自身が悩みを抱えていて相談された。3.料金のわりに内容がない。4.ブログなどで鑑定師が実際より話を良く見せて書いている。5.金儲け主義でお客様の立場に立っていない。6.占い師自身が問題を解決していないため自分に恋人ができたとき不満そうな顔をされた。

 

 占い師とお客様の相性もあるとは思います。ですから、同じ内容でも満足されたお客様もいらっしゃるのだろうなと思いながらお伺いしました。占いというものは自分に合うかどうかはわかりませんが、受けてみたら、対価は支払わなければいけません。お店で食事をしたら美味しくなくてもお代は支払わなくてはならないのと一緒です。そういう、ある意味リスクがありながら足を運んでくださるお客様になるべく誠実に接しなくてはならないと思います。ただ万人の口に合う料理がないように全ての人に合う鑑定師もいないのかもしれないと思います。そういえば、ずいぶん昔に私も不快な鑑定を受けたことがあります。それは、全く見当外れな内容で威圧的でお金を払うのが嫌だなと思いました。年配の占い師の男性でなぜだか威張っていました。私が若かったのもあるかもしれません。しかし、若いからといって相手を軽んじることはしてはいけません。私はまだ占い師としては駆け出しで、これから学んで行かなくてはいけないことが多いのですが、長くやって行くうちに、占い師はお客様よりえらいと勘違いしないようにしなければいけないと思います。私自身も色々な鑑定士さんの占いに接して、鑑定歴はあまり関係ないように感じることもありました。人生経験値や人間的魅力に鑑定力も自ずと付随するのではないかと思います。人間同士お互い様の精神で、ともかくブログなどは正確に書くことも大事だなとも思いました。誤字なども多いので気をつけたいです。自戒を込めて。

 

 自分に合う占い師を選ぶには、自分の問題にあった占い師を見極めることから始めたらいいと思います。欲しいアドバイスに応じて占い師を使い分けることも重要です。それには自分がこれから乗り越えたい内容をすでに克服している占い師を選ぶといいと思います。問題の渦中にある占い師は自分でも問題を解決していないので、占いができても、問題の全体像が読み解けず一般的なアドバイスに終始して、問題を解決に導いたり、その問題の原因を紐解くヒントを得られない場合があります。

 

 そういえば、正確にブログを書くことについて、文章だけではなく、できていないと痛感します。ブログや絵をご覧になってお見えになるお客様によく言われる私のイメージをシンプルに表現すると「華道の先生」です。ブログやツイッターでは凛として華やかな人に見えるようです。 MC山羊座、水星獅子座あたりでそうなるのでしょうか。実際にお会いするとみなさん「あれ、八江先生ってずいぶんカジュアルで小柄なんですね」と驚かれます。私の出生図は蟹座の太陽に木星が重なっているので、実物は「あれ、近所のおばちゃん」みたいな印象ではないかと思います。自分のことを踏まえて、文章というものは無意識に実際より良く見えるように書いてしまうこともあるのかもしれないなと思いました。